ネイルサロンで経験を積んだネイリストは開業して独立するのがベター
ネイル関連の資格を取得しプロのネイリストとしての経験を積んだ方は、ずっとネイルサロンで勤務し続けるケースもありますが独立開業される方もかなりいらっしゃいます。
最初はネイルサロンで腕を磨き、然るべき時期の開業しようと将来設計しているネイリストも少なくありません。それほどまでに独立開業には大きな魅力があるのです。
・お店を自由に取り仕切れる
・自宅開業なら通勤時間を丸々カット出来る
・自宅開業なら子供がいてもストレスなく仕事が出来る
ネイリストがある程度就業時間をコントロールして勤務出来ますし、自宅開業であれば職場への移動時間をカットしてその分家事をしたり育児に時間を振り向ける事が可能です。
勤務時間って意外と馬鹿にならないので、自宅が職場は大きな魅力ですよね。
店舗を借りて開業する場合も自分のセンスで店内インテリアを選んだり、SNS発信でお店を告知したりと大変な面はありますがそれが大きな遣り甲斐に繋がります。
独立開業したいならまずは自分の実力を磨き、一人でも多くの固定客を掴む事を目指しましょう。
自宅サロン開業は意外と簡単?
自宅サロンを開業するのは意外と簡単です。理美容室の場合は所轄の保健所に開業届を提出して店舗も必要な広さや設備を設置しなければなりません。
ところがネイルサロンの場合、必要な設備や届け出に関する規定は一切ないため、「よし!自宅サロン開業する!」と思い立ったが吉日、その日から開業してもOK。
法的な規制はないので自由に開業出来るのが魅力ですね。
必要な設備と言っても、ネイル道具と椅子2脚、机が一つあればとりあえず準備は完了。
手洗い場などは自宅の手洗いを使えば良いので部屋に水道施設を新設する必要もありません。ただ一つ、顧客との衛生トラブルを回避するためにネイルサロン衛生管理士の資格は取得しておきたいですね。
ネイルサロン衛生管理士やJNAジェルネイル検定、JNECネイリスト検定の合格証をお部屋に飾っておけば「このネイリストは信頼出来る」「きちんとした技術がある」と安心してもらえます。独立開業に資格は必須です。
自分のお店を開くことまで考えてモチベーションを高めよう
「最初は雇われネイリストでも、いつかは自分のお店を持つ」と考えているなら、自分のお店を開業する事を視野に入れてモチベーションを維持しましょう。
ネイルサロンに勤務すると、上司から厳しい技術指導やビジネスマナー教育が行われます。私も経験がありますが、新人のうちは何も分からないので失敗も多く叱られる事も多々ありました。
私の場合、上司が厳しくも優しい方なので、「なぜ今の施術ではダメだったのか」「どうして今の言葉遣いや対応ではダメなのか」まできちんと説明して納得させてくれました。
私も将来独立開業したいと言う夢を持っているので「今の指導でネイリストとしてまた一歩前進した」と前向きに捉える事が出来ています。
思わず仕事を辞めたくなるような失敗はありますが、それを糧にして夢に向かって進むくらいのハングリーさがないと独立開業は難しいです。
独立すると指導者がいなくなるので、ネイルサロン勤務の間に勉強出来る事は全部吸収しておきましょう。