ネイリストは絵が上手くないとダメ?絵の勉強とネイルの関係

絵の勉強はネイリストになってからスタートでOK

とてもお恥ずかしい話ですが、私は「絵心ないネイリスト選手権」があったら上位に食い込めるくらい絵が下手です。美術の成績もずっと2でした…。(汗)
風景画を描いても空は青一色、木は緑一色だけで表現しようとしたため奥行きがなく味わいのない絵になっていたのです。
空は青、木は緑と色を固定していたので、制作は非常に速かったですがそれでは先生の評価してもらえる絵にはなりませんよね?

絵心のない私がネイリストとして施術出来ているので、絵が上手くないとネイリストになれないわけではありません。
ネイルデザインは絵画を描く事とは別物ですし、ネイルアートの基礎を覚えればぼかし方などは応用でいくらでも施術出来ます。

絵の上手い下手よりも色に対するセンスの方が重要かもしれませんが、色も自分で勉強出来る部分が多いです。
ネイルの勉強を始めてから補色や類似色など色の勉強を始めましたが「遅すぎる」と言う事はありませんでした。
勉強する事で「色って面白いな」と思えたので、色の事がますます好きになりさらに勉強出来たと思います。

8~9割ほどの人がネイリストになってから絵の勉強を始めている

ネイルスクールで同じ教室の生徒と話をした事もあったのですが、大部分の方がネイルスクールに通うようになってから絵の勉強を始めた、絵に興味を持つようになったそうです。
もちろん絵を描くのが上手であればネイリストとしてはかなり有利かもしれませんが、絵がネイリストの全てではありません。

二枚爪ややささくれ、甘皮の処理、ファイルの使い方、筆の使い方など基本的な部分がきちんと出来ていないと絵が上手でもまず意味がありません。
絵心があるかどうかはネイリストとして活躍出来るかどうかに大きな影響を与えないのです。

それよりも同じ絵を何度も書いて練習する根気が必要です。
ネイルが好きなら練習だって苦にならないはず。”好きこそものの上手なれ”ですよ。