意外と大変?ネイリストの具体的な仕事内容についてまとめ

ネイリストの仕事内容はネイルをデザインするだけじゃないんです

ネイリストの仕事はお客様のネイルデザインをして綺麗に施術するだけではありません。
爪という人体の一部を削ったり磨いたり、また化学薬品を塗っていきますので、まずは健康な爪であるかどうかをチェックするのが重要な仕事です。

他にもコミュ力を発揮しお客様の要望をしっかり受け止めて、希望に合った施術を提案するなどの仕事もあります。
このページではネイリストの具体的なお仕事について紹介しています。

まずはお客様の要望をヒアリング

ネイリストは顧客の要望に従って淡々と作業をこなすだけが仕事ではありません。来店されたお客様の年齢や職業、デザインのご希望などを細かく聞き、お好みのデザインを提案していきます。
この時、このような点に注意しながらデザインを決めていきます。

・普段は力仕事をするのか?
・どのような職場なのか?(派手なデザインNGの職場かどうか)
・水仕事は多いのか?
・妊娠していないか、アレルギーはないか?体調はどうか?

公務員や医師、看護師など一般的にお堅い仕事の客様には派手な柄のデザインはお薦めしませんし、ご本人様も希望されません。
これと対照的な職業がキャバクラやスナックなど水商売の方。デザインに制約がないためお客様のご希望に合わせて長さ出しもしますし時間の掛かるネイルアートも施術させて頂きます。

お客様の要望はもちろんなのですが、仕事や普段の生活、体調、アレルギーなど施術に関わる事は事前に聞いておき、適切なアドバイスをするのもネイリストの業務です。
ただお客様から言われたままネイル施術だけすれば良いわけではないのです。

ハンドケア・ネイルケアなどのメンテナンス

ネイル施術を行う前に、お客様の爪の状態はしっかりチェックします。
爪が浮いて白くなっている方は明らかに爪の病気になっていますし、グリーンネイルと呼ばれる感染症に掛かってしまう事も。

明らかに爪の病気になっているにも関わらず、それに気が付かず施術してしまうと大変です。
過去にグリーンネイルになっているお客様がいてかなり変色されていたので、その方には皮膚科受診をお薦めして施術はしませんでした。施術しないとお金にならないので売り上げに響きますが、結局サロンの信頼性をアップさせる事が出来ます。
このようにお客様の爪の状態をチェックして施術可能かどうかを判断するのもネイリストの仕事になります。

爪の状態が良ければネイル施術を行いますが、職業柄カラーリングも出来ないとおっしゃるお客様もいるため、ハンドケアやファイリング、キューティクルケアだけを希望される方も多いです。
きちんとネイルケアされた指先は本当に清潔感があって綺麗ですからね。指先の印象を良くしたい方にはハンドケアやネイルケアだけでもお薦めしています。
男性のお客様もたまに来店されますよ。やはり営業関係のお仕事をされている方が多いです。